こんにちは、りえです。
過去に経験した
辛い、悲しい経験が
あなたのネガティブな思考の
要因になっているって
知っていましたか?
私は過去に
いじめられた経験があります。
この経験は
何十年も前の話ですが
私はこの経験から
「人に嫌われるのが怖い」
「嫌われると攻撃される」
という心のクセが
できてしまいました。
その心のクセが
何年経っても
他人のちょっとした言動で
「あの人は私の事が嫌いなんだ」
「私はきっと嫌われているだとろう」
と、ネガティブにしか
捉えることができなくなって
しまいました。
そうなると
人間関係が苦痛でしかありません。
常に、
嫌われているかも…
という不安に駆られ
本当の自分や意見が言えません。
いつも相手に合わせ
顔色を伺い
相手に好かれるよう
いい人を演じる。
また、
自分の言動に自信がなく
「あんなこと言わなきゃよかったよな…」
「きっと、何この人!?って思われたよな…」
自分の言動が気になって
ひとりでいる時は
過去の自分の反省ばかり…。
挙句の果てに
人間関係に疲れ
人との関わりをやめてしまいました。
このネガティブな自動思考のせいで
この先の人生
人と関わらないで生きていくのは
寂しくないですか?
せめて、気の合う友人と
他愛もない話で
楽しい時間を過ごしたいですよね!
子育てが落ちい着いたら
自分の時間が増え
気の合う友人と
ちょっとした旅行も
楽しめるかもしれません。
そんなワクワクするような
未来のために
自分にはどんな
ネガティブな自動思考が
あるのかを理解し
ネガティブな思考になった自分に
ブレーキをかけられるように
なりましょう!
自動思考とは
自動思考とは
ある出来事があったときに
瞬間的に浮かぶ考えやイメージのことです。
例えば、
私たちは目の前に
リンゴを置かれたとき
瞬時にそれを
「リンゴである」と
判断できます。
わざわざ
「赤くて丸い果実だからリンゴだ」など
遠回しに考えることはありません。
これは自動思考により
無意識にリンゴと
認識しているためです。
自動思考は人の「認知」に影響を与える
自動思考は
人によって傾向やくせがあり
これまでの人生で体験した
出来事や生活環境によって
形作られます。
同じ出来事を体験しても
人によって反応が異なるのは
それぞれの自動思考の傾向により
物事のとらえ方が異なるためです。
例えば
「友人にメールを送ったのに返信が返ってこない」
という状況を想定しましょう。
このとき
ポジティブな自動思考の持ち主であれば
「相手も忙しいのだろう」と
楽観的に捉えられるかもしれません。
一方で
ネガティブな自動思考の持ち主は
「自分に興味がないのでは?」と
悲観的に考えてしまう傾向にあります。
自動思考の原因は心のクセ
心のクセのことを
心理学用語で「スキーマ」
と言います。
「スキーマ」とは
過去の経験を通じて形成された
自分や他者についてのイメージ、
価値観、思考パターンなどを指します。
自身の自動思考やスキーマを
客観的に分析できれば
ネガティブな自動思考の傾向や
くせに気が付くことができます。
あなたにも当てはまるスキーマが
あるでしょうか?
スキーマを持っていること自体は
悪いことではないので
自分を責めなくて大丈夫です。
なので、これからは
ネガティブ思考になってしまう時に
このスキーマの存在を思い出してください。
自分が過去に経験したことと
今のあるネガティブな現実は
同じではないと理解しましょう。
最後に
過去に経験した辛い経験から
心のクセが生まれ
日々の出来事に対して
ネガティブに捉えてしまう
クセがついてしまいます。
なので、自分の過去を振り返り
自身の心のクセを見つけてみましょう。
そして今までの価値観を
新しく塗り替えることで
この先起こる出来事に対して
今までのように
ネガティブに捉えることを
手放すことができます。
過去は過去、今は今というように
きちんと切り離して
捉えることで
あなたはきっと
過去に囚われることなく
前に進んでいけることでしょう。